秋から冬へと季節が変わるこの時期は、一日の気温差が大きくなり体調を崩しがちになります。朝夕の登降園時は上着を1枚羽織るなど暖かくしましょう。洋服の調節も大事ですが、外から帰った時には手洗いうがいをして風邪の予防を忘れずに!!
インフルエンザに注意
<主な感染経路>
・咳やくしゃみ、会話などで放出される小さな飛沫を介して感染する。
・ドアノブや手すりに触れることでウイルスや細菌が他の人に感染する。
<症状>
急な発熱・熱の上がり方に注意
咳、鼻水、下痢、嘔吐 など…
<合併症>
インフルエンザ脳症、中耳炎、肺炎 など…
<受診のタイミング>
症状が表れてから12~48時間以内がよいとされています。しかし、乳幼児のインフルエンザは重症化するリスクが高いため、気になる症状があれば早めに受診しましょう!乳幼児は特に高熱や嘔吐・下痢が続くと脱水症状を起こしやすくなるので、こまめな水分補給が大切です!
<予防接種を受けよう!>
インフルエンザは、感染力の高い病気ですが、予防接種をすることでかかりにくくなり、発病しても重症化を防ぎます!
2回目の接種が必要
小さな子どもは免疫がつきにくいため、2回の接種が必要です。効果を十分に上げるためには、1回目の接種と2回目の接種の期間を4週間開けるとよいと言われています。乳幼児は有効な免疫ができるのに2回目接種から2週間かかります。楽しいクリスマスや年末年始を過ごすために、12月までには接種を済ませておきましょう。
<インフルエンザ対策を使用!>
🌟手洗いは、石鹸と流水で指先や指の間、 手首まで丁寧に洗う。外から帰った時はうがいをする
🌟バランスの良い食事、睡眠をしっかりとる
🌟部屋を換気しつつ、湿度にも注意する
🌟人込みはなるべく避けて過ごす
感染力が強いので、発症した後5日を経過し、かつ解熱後3日間は登園を控え、しっかりと療養しましょう。
医師が記入した登園許可証を発行してもらってから登園しましょう。
感染症にかかってからの期間は病気・症状によって異なります。出席停止期間をきちんと守り、二次感染がおこらないようにご協力お願いします。
朝晩はぐっと気温が低下するようになりました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあるので、生活リズムを整えることを心がけましょう。衣服の調節をし、気温差に対応しながら風邪をひきにくい丈夫なからだづくりをしましょう。
【転倒・転落事故に注意】
子どもは遊具から落ちたり、ぶつかったり、つまずいて転んだりして、頭を打つケースがあります。出血や、外傷だけでなく、脳しんとうを起こしたり、脳や脊髄を傷つけ命にかかわるケースもあります。
家庭内での転落・転倒事故は、様々な年齢で発生し、特に乳児は、ベッド、椅子、ベビーカーなどから転落するケースが多くみられます。幼児になると交通事故や遊具など高い場所からの 転落が多くなり、重症度が高くなります。日頃から事故を防ぐ対策をしっかり行いましょう。
・階段には転落防止の柵を設置し、チャイルドロックをかけましょう。
・窓際にはベッドやソファー等踏み台になるものを置かないようにしましょう。
また、窓には補助鍵やストッパーを付け、大きく窓が開かないようにしましょう。
・ベランダには台や椅子等の踏み台になるものを置かないようにしましょう。
・網戸に寄りかかると破れて転落・転倒するリスクがあるので注意しましょう。
・浴槽に転落し溺れることもあるため、入浴後は浴槽の水を抜き浴室には外鍵を付け、子どもが一人で入れないようにしましょう。
【たんこぶの対処】
打った部分の傷、腫れ、出血を確認し20分程度冷やしながら静かに寝かせて様子をみましょう。
意識がしっかりしていて、子どもの様子に変化がなければひとまず安心です。
48時間は安静にする
頭の打撲は、頭をぶつけてからから24~48時間以内に、問題が起こりやすいといわれています。頭を打った後、急変することがあるため1~2時間は食事をしないようにします。
☑︎ふらつきがあったりぐったりしている
☑︎元気がない、顔色が悪い
☑︎受け答えが不明瞭、名前を聞いてもわからない
☑︎発音が聞き取りにくく、口が歪んでいる
などの症状など何か異変があればすぐに受診しましょう。
もしも転倒・転落後、呼んでも目を開けない、意識がもうろうとしている、繰り返し嘔吐する、けいれんを起こした、出血が止まらない等の症状がある場合はすぐに救急車を呼びましょう!!
9月になりましたが、夏の疲れや気温の変化で体調を崩しやすく残暑が厳しい季節です。
生活 リズムを整えて、残暑を乗り切りましょう。「防災の日」「救急の日」など9月には身の回りの安全を見直す機会があります。
災害時の家族との連絡、合流場所などの対策や対応について日頃から備えておきましょう。
~必ず準備しておきたい!非常時持ち出し品~
▪貴重品:現金 通帳 印鑑 保険証など
▪非常食:保存水 食品(ゼリー飲料、キャンディー、チョコレート...)
▪救急用品:アルコール消毒液 絆創膏 常備薬
▪その他:懐中電灯 ヘルメット 防災頭巾 軍手 着替え 肌着 アルミシート 携帯ラジオ 電池 ろうそく 使い捨てカイロ ウェットティッシュ 筆記用具 マスク 生理用品 洗面道具
~こどものために備えておきたい防災グッズ~
▪おむつ ▪おしりふき ▪ゴミ袋(おむつ用) ▪着替え ▪塗り薬などの常備薬 ▪母子手帳 ▪お薬手帳
★おむつや着替えなどかさばるものは圧縮袋に入れると容量を減らすことができます!
【乳児(0~1歳)に必要な防災グッズ】
▪使い捨て哺乳瓶 ▪授乳用ケープ ▪ミルク用保存水 ▪歯磨きシート ▪育児用ミルク(缶ミルク) ▪離乳食、ベビーフード、おやつ ▪おもちゃ、おしゃぶりなどお気に入りのもの
おむつやミルクといった赤ちゃん特有のものは災害後に入手しにくいため、防災リュックにも備えておきましょう。
また、おむつのサイズアップや離乳食の変化があったタイミングで防災リュックの中身を入れ替えることを忘れないように注意が必要です!
また、避難所でおむつを捨てる際にはゴミ袋に入れて口を縛るなど匂いには配慮しましょう。
【幼児(2~3歳)に必要な防災グッズ】
▪歯ブラシ ▪マスク ▪靴(靴袋)
▪お絵描きグッズ、シールなど荷物にならず遊べるもの
▪こどもが好きな食べ物、おやつ
2~3歳は環境が変わったストレスでおもらしを してしまうこともあります。念のためおむつを準備しておくことをおすすめします。
日常で食べていた物を食べると安心したり、お気に入りのおもちゃを入れておくと退屈な時間を少しでも楽しく過ごせそうですね。
食物アレルギーをお持ちの場合、避難所で配布される食べ物などを安易に口にしないようにゼッケンや名札のようなものを使い、周囲の方へも知らせるようにすると安心です。
お休みの日には遊びに出かけることを心待ちにしている子どもたちも多いのではないでしょうか。
海や川の水辺や涼しい山や森に出かける方もいらっしゃると思います。
事故や怪我のないようにお子様から目を離さず、楽しい思い出をいっぱい作ってくださいね!
【暑い夏を乗り切るために!】
毎日暑い日が続いています。暑い季節を上手に乗り越えるコツを再確認しておきましょう!
小さな子どもたちにとっては汗をかくだけでもだいぶ体力を消耗します。夜更かししすぎず、十分な睡眠を心がけましょう。
☆水分補給
大量に汗をかくと、脱水症状を起こし、熱中症の原因にもなります。こまめな水分補給を心がけましょう。
☆皮膚のケア
こまめに汗を拭いたり、シャワーを浴びたりして、皮膚を清潔に保ちましょう。
☆紫外線対策
外に出る際は帽子を被り、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策を忘れずに!
☆室温管理
高温・多湿などの条件がそろえば、室内でも熱中症になることがあります。エアコンや扇風機をうまく活用しましょう。
【海や川などの水辺で遊ぶ時には!】
☆天気や遊泳情報を知る
その日の天気と風や波の情報、遊んでもよい場所なのか調べましょう。
また、気温が高く熱くなった砂浜をはだしで歩くと軽い火傷をすることがあります。
脱げにくいサンダルを履くなど配慮しましょう。
☆避難経路を確認しておく
地震や津波、川の氾濫に備えて、避難経路・避難場所・津波避難タワーなどを確認しましょう。
☆熱中症対策をする
体調管理と水分補給を心がけ、すぐに日陰で休める場所を確保しましょう。
水の中でもたくさんの汗をかいています。いつの間にか脱水を起こしていることが水遊び中の熱中症の原因の一つです。
☆Keep Watch 目を離さない
Keep Watch」子どもから目を離さないでください。事故は一瞬の油断で起こります。
☆足のとどくところで遊ぶ
沖に向かって潮の流れや風が強い時は、あっという間に流されてしまいます。予め海に入って波打ち際の水深を確認し、その先にはいかないよう注意しましょう。
夏になり海や川などの水遊びをする機会もあると思います。楽しい水遊びには危険も伴います。
小さな子どもが犠牲になる水難事故は海や川、プールなど毎年発生しているのが現状です。
水辺で遊ぶ際には大人が必ず付き添い、子どもから目を離さないようにしましょう。
暑い季節がやってきました。梅雨明けの直後は暑い日が続くので、熱中症に注意しなければなりません。水分補給や体調管理に気を付け、時間や場所を工夫して外遊びを楽しみながら、暑さに負けない体力づくりを心がけましょう。
この時期は、日焼け対策、虫刺され対策、熱中症対策と気を付けることが多いですが元気に登園できるように体調を整えいきましょう。
子どもの水分補給方法
☆1回量は少なめに、回数を多く飲む。
☆日常の水分補給では水かお茶などを飲むようにする。
・大量に汗をかいている場合は、一時的に子ども用イオン飲料や経口補水液などの電解質を含んだ飲み物を飲ませる。
・糖分の多いイオン飲料は、エネルギー量があるため、食欲低下の原因になることも考えられます。
・冷たい飲み物をたくさん飲むのはNG。冷たい飲み物はのどごしがよく、おいしく感じますが、消化管への刺激が胃腸の運動を低下させ、食欲低下のリスクもあります。
・初期の脱水ではのどの渇きを感じないことも多いので、起床時、就寝時、遊びの前後、途中、入浴前後などのどが渇く前に水分補給することを心がけましょう。
夏に多い感染症
ウイルス感染によって起こる病気です。他人への感染力も強いので、必ず受診をして 医師の診断を受けましょう。
・ヘルパンギーナ
突然の高熱とのどの痛み、口の中の水泡、口内炎が特徴です。(乳児はミルクが飲めないほど)症状が軽ければ1~4日くらいで解熱します。
・咽頭結膜熱(プール熱)
プールで感染することもあり、高熱が3~5日くらい続き、のどの痛み、目の充血やかゆみの症状が出ます。
・流行性角結膜炎
目が腫れ、充血し、普段より多く目やにや涙が出ます。周りの人への感染源となるので、タオルは共有しないようにしましょう。手足口病手のひら、足のうら、口の中に水泡ができ、発熱することもあります。食事はのど越しのよいものを食べましょう。
梅雨の季節になりました。お天気で気温が30度近く上昇する日もあれば、雨で肌寒く感じる日もあり、天気とともに体調も不安定になりやすい時期でもあります。
園でも、気候にあわせて室温や湿度に注意しながら過ごしやすい環境を整えお子さんの様子をみていきますが、なにか気になることがあれば登園時にお知らせください。
こどもは熱中症になりやすい
こどもは大人と比べて汗をかく能力が未発達のため、体温調節がうまくできません。
また、自分から訴えることができなかったり、衣服の調節が難しいため乳幼児は特に熱中症になりやすいのです。
【熱中症を判断する】
☆顔が赤い
☆水を飲むのを嫌がる
☆いつもより元気がなく、バテているように見える
☆唇や皮膚に潤いがなく乾燥している
☆おしっこの色がいつもより濃い、量がいつもより少ない
【熱中症予防のポイント】
☆日中は帽子を被って外出をしましょう。ベビーカーは地面からの照り返しの影響を受けやすいので散歩は短時間で切り上げましょう。
☆休憩をこまめにとりましょう。特に外遊びをしている時は30分ごとに日陰で休憩し、水分補給をしましょう。
☆肩まで隠れる、吸湿性・吸水性に優れた衣服を選びましょう。
【熱中症を疑う症状があるときは】
・涼しい場所に移動する
・風通しのよい日陰や涼しい室内に運んで寝かせ、服のボタンやベルトを外す。
・水分を少しずつ与える
・麦茶や子ども用イオン飲料などを一口ずつ飲ませる
・体を冷やす
・濡らしたタオルで体を拭き、うちわや扇風機の風邪を当てて体にこもった熱を逃がす。
【冷やすと効果的な場所】
□足の付け根
□首の後ろ
□わきの下
☆冷やしたタオル、タオルに包んだ保冷剤、冷えた缶ジュースなどを挟んで冷やすと効果的です。
5月が始まりました。多くの子どもたちは園での生活に慣れはじめ、少しずつ自分のペースで園生活を楽しめるようになってきました。
この時期は、寒暖差の影響で体調を崩したり、新しい生活で頑張っている子どもたちに疲れも出てくる頃です。ご家庭との連携を取りながら、お子さんの様子に注意して過ごしたいと思います。
怪我について(園での対応)
◯軽い擦り傷等は流水で洗い流したり必要に応じて絆創膏で保護を行います。
※消毒液は傷を治癒しようとする細胞まで殺してしまうことやアレルギーが出ることがあるため怪我に対して使用いたしません。
◯打撲は時間が経ってから症状が出る場合があります。園で打撲した場合は状況に応じて受診しますが、受診していない場合はご家庭での観察をお願いすることがあります。
◯口腔内の怪我(歯肉の深い怪我、歯のぐらつき、歯が折れたなど)の場合は歯科の判断が必要となるため、保護者の方に報告後、必要に応じて受診いたします。
足に合ったくつを選び、思い切り遊びましょう
◯甲の高さと幅はあっていますか?
足に合わせて調整できる、マジックテープのついたくつなどがよいでしょう。
◯かかと部分が硬くしっかりしていますか?
かかと部分をしっかり支えることで、安定した歩行ができます。かかとが手で簡単にねじれてしまう場合は柔らかすぎるため、歩行が不安定になり転びやすくなることがあります。
◯つま先にゆとりがあり、少し反りあがっていますか?
目安は、くつを履いた時にかかとに子どもの指が一本入る程度です。子どもはよくつまずくので、つま先が反り上がっているものを選びましょう。
◯くつ底は硬すぎず、適度な弾力性がありますか?
適度な弾力性は衝撃を和らげます。くつ底が曲がるくらい柔らかいものを選びましょう。素材は吸放湿性に優れていますか?
汗を吸収し、ムレにくい素材を選びましょう。
ご入園、ご進級おめでとうございます。新年度を迎え、新しい生活に期待や不安などそれぞれの思いがあるのではないでしょうか。
4月は緊張から疲れやすく、体調を崩すことがあります。元気に登園できるように、ご家庭ではゆっくりと休養ができるご配慮をお願いします。
体調の変化について
◯発熱、咳、嘔吐、下痢、発疹などの体調の変化があった場合、その様子をお伝えしたり、お迎えのお願いの連絡をいたします。ご協力をお願いいたします。
※保育中に熱が高くても、帰宅後すぐに解熱するなど、環境の変化・疲労などで一時的に発熱がみられる場合もありますのでご了承ください。
◯発熱時は室温・衣服・氷嚢などで体温調節をし、可能な限り水分補給を行います。
◯嘔吐・下痢のある場合は、無理のないよう水分と食事摂取を行います。
※吐物・下痢の付着した衣服は、感染拡大防止のため、水洗いせずにそのまま返却いたします。
登園前の体調チェック
朝起きてから登園するまでに、下記のチェック項目を参考にお子さんの様子を確認してみましょう。
□熱はありませんか? □顔色は良いですか?
□鼻水や咳は出ていませんか? □うんちはでましたか?
□湿疹、発疹はありませんか? □食欲はありますか?
□機嫌は良いですか? □「痛い」「疲れた」などの訴えはありませんか?
★気になることがありましたら、登園時にお知らせください。
生活リズムを整えましょう
早寝・早起きを心がけましょう。
また、朝の日光を浴びると身体のリズムが整います。十分な睡眠は「疲れをとる」「成長を促す」「病気を治す力が増す」ことにつながります。
朝ご飯をきちんと食べましょう
朝ご飯を食べることで、体が目覚め、1日元気よく過ごすことができます。よく噛んで、しっかり食べましょう。
うんちはでたかな?
朝ご飯を食べると腸の動きも活発になるので、排便がしやすくなります。朝食後にはトイレに座る時間を作ると排便が習慣となるのでお勧めです。
インフルエンザの感染者数が、37の都道府県で「注意報レベル」に到達しており、全国的にも感染者数が増加傾向と言えます。あっという間に今年度も終わりに近づいています。4月からの進級に向けて引き続き病気やケガには十分に気を付けて残りの日々を楽しく過ごしましょう。
3月3日は耳の日です
数字の『3』が耳の形に似ていることから3月3日は耳の日です。子どもは耳の病気にかかりやすいので、ちょっとした不注意が中耳炎・外耳炎・の原因になることもあります。日頃から気を付けるようにしましょう。
1年間健康に過ごせましたか?
お子様と一緒に1年間を振り返ってみてください!チェックのできなかった項目は4月からの目標にしてみましょう☝
□早寝早起きができた
□朝ご飯を毎日食べた
□好き嫌いせずに何でも食べた
□食後は歯磨きをした
□毎朝、うんちをした
□外でたくさん遊んだ
□外から帰ったら手洗い・うがいをした
□お友達と仲良く遊ぶことができた
もっと大きくなろう!
大きくなるために骨と筋肉はとても重要です。丈夫な骨と筋肉を育てましょう。
骨と筋肉を強くするには?
好き嫌いをせずに様々な種類の食べ物を食べましょう。よく噛むことでさらに筋肉を鍛えます。
外でたくさん遊びましょう!
筋肉や骨に刺激を与えるのはとても大切なことです。できるだけたくさん身体を動かして遊びましょう。
寒さが一段と厳しくなり、空気が乾燥していますね。風邪を引き起こすウイルスの多くは寒さと空気の乾燥を好みます。さらに乾燥や低体温によって身体の防御機能が低下することも風邪が流行りやすい原因です。
乾燥対策に加えて日頃から体調管理と感染予防対策を徹底しましょう。
【十分な睡眠をとりましょう】
体調管理で一番大事な事は、夜の睡眠をたっぷりとることです。身体には眠っている間に調子の悪い所を整えてくれる働きがあります。まずは、十分な睡眠をとる事を心がけてみましょう。
「人生の3分の1は睡眠」と言われるように、人間は毎日8時間ほどを睡眠にあてています。睡眠は1日中使っていた脳と身体の疲れを取り除き、病気やケガをした時は直す力を高めて回復を早めてくれます。また、「寝る子は育つ」と言われるように、十分な睡眠が身体の成長を促進します。特に夜10時~2時の間は、子どもたちが大きく育つための成長ホルモンがたくさん分泌されます。
【豆類ナッツ類に気を付けましょう】
節分といえば豆まきですが、子どもで最も多い誤嚥はピーナッツなどの豆類です。かみ砕くことや飲み込みがスムーズにできるようになるのは6歳ごろとされおり、こうした力が未熟だと豆が気道に入りやすくなります。豆が気管に入ってしまうと中で膨らんで窒息する可能性もあります。また、肺炎を起こし入院が必要になることもあります。
・豆やナッツ類を与える時には十分に注意しましょう。
・3歳以上の幼児が食べる時は大人が近くで見守りましょう。
節分の豆まきをした後は、子どもが拾って口に入れないように、豆の後片づけを徹底しましょう。
誤嚥を起こした時には、背中を叩いて誤嚥物の排出(背部叩打法)を促します。
幼児では腹部を突き上げ(腹部突き上げ法)、乳児では胸部を突き上げ(胸部突き上げ法)て排出させる方法もあります。
こぐま保育園 看護師 伊藤 結希
新年あけましておめでとうございます。年末年始はどのように過ごされたでしょうか?今年1年も元気に過ごせるよう、食事・運動・睡眠のバランスをとりつつ、生活リズムを整えていきましょう。
寒さも厳しく、体調も崩しやすい季節です。引き続き感染対策を行い元気に登園してください!本年もよろしくお願いします。
【お餅をのどに詰まらせないように】
お餅をたべる機会が多い季節です。お餅をのどに詰まらせる窒息事故は、6歳以下の幼児と60歳以上の高齢者で多く発生します。
窒息は瞬時に発生し、5~6分間気道が閉塞されると死亡することもあります。
お餅を一口サイズにしておく、食べる前に水や汁物を飲んで口の中やのどを濡らし、滑りをよくしておくなどの注意が必要です。
お餅の表面の粘り気が強いと詰まりやすいため、きな粉をまぶしたり、汁につけたりして食べるなど工夫するとよいかもしれませんね。
【換気をしましょう】
乾燥したのどにはウイルスや菌が付きやすくなります。室温は18~20℃を目安に設定し、上半身は温めすぎないようにしましょう。
また、1時間に1回は窓を全開にして空気の入れ替えを行いましょう。
さらに加湿器などで部屋の湿度を保ちましょう。加湿器を使用しなくても室内に洗濯物を干したり、コップ一杯の水を暖房器具の近くに置いたりすることで、部屋が乾燥しにくくなります。
【家族みんなでガラガラうがい】
かぜの予防に大切なうがいですが、習慣づけるのはなかなか大変です。まずはご家族の方が実際にうがいをしている姿を見せるのが一番!外から帰ってきたらすぐに「一緒にやろう」とお子様を誘ってみてください。みんなでガラガラすれば、風邪なんかこわくない!年齢の小さなお子様は口に水を含んで吐き出すだけでも効果はあります。ご家庭でも実践してみてください。
こぐま保育園 看護師 伊藤 結希
早いもので、今年も残り1か月となりました。子どもたちにとって12月はクリスマス、年末年始のお休みと楽しみがたくさんあり外出する機会も多く、生活リズムが乱れがちです。体調管理を徹底しご家族で楽しい年末をお過ごしください。
【かぜの予防をしっかりと】
かぜ予防はコロナ対策や感染症対策、インフルエンザ対策にも有効です!日頃から予防を心掛けて元気に過ごしましょう。
【かぜ予防6か条】
「病院を受診したほうがいいのかどうか…」と迷った時の電話相談窓口があります。小児科医師や看護師がお子さんの症状に応じた適切な対処の方法や受診可能な病院等のアドバイスをしてくれます。
【感染性胃腸炎に注意】
ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが原因で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が見られ、熱発する場合もあります。
下痢や嘔吐の症状がある場合には早めに受診し、2時間程度時間を空けながら、少しずつ、経口補水液や乳幼児用イオン飲料で水分補給を心がけ脱水症状にならないようにしましょう。母乳・ミルクも同様に少量ずつ飲ませます。また、吐物や便にはウイルスが含まれているので適切な処理をし、処理した人は片付け後は手洗い・うがいをしっかりと行い二次感染を防ぎましょう。
【汚れた服は...】
85℃の熱湯に1分以上浸けるか、塩素系漂白剤を薄めたもので消毒します。 消毒ができたら洗濯機に入れても大丈夫です。 汚れた場所もしっかりと消毒を行いましょう。
こぐま保育園 看護師 伊藤 結希
朝夕の冷え込みが厳しくなり、乾燥する季節になりました。1日のうちの寒暖差が激しいと、風邪をひきやすくなります。
鼻水や咳が続くお子さんも見られます。
これからやってくる本格的な感染症の流行シーズンに備えて、かぜに負けない丈夫なからだ作りを心がけましょう。
【肌荒れ対策をしましょう】
湿度が下がり、過ごしやすくなった一方、大人よりも皮膚が薄くバリア機能が弱い敏感な子どもの肌はすでに乾燥が始まっています。子どもの乾燥肌をそのまま放置するとかゆみや炎症が悪化してしまったり、アトピー性皮膚炎の発症リスクとなります。乾燥肌を悪化させないためにも、部屋の加湿・空調の調整・保湿剤を使用する等の対策を行いましょう。
【11月8日は“いい歯”の日】
厚生労働省と日本歯科医学会は、「生涯を通じた歯の健康づくり」を推奨するため、8020運動をすすめています。8020運動とは「80歳まで自分の歯を20本残し、健康な食生活ができるように!」というものです。80とは平均寿命を示し、20とは食生活にほぼ満足することができるといわれている歯の本数を示します。生涯自分の歯で食べる楽しみを味わえるように、食後の歯磨きを忘れずに、栄養と健康に気を付けて生活しましょう。
自分でみがける子もいますが、最後はきちんと仕上げみがきをしてあげましょう。
【鼻水・鼻づまり】
鼻水・鼻づまりをほおっておくと、鼻やのどの粘膜が炎症を起こし、ほかの病気の原因になることもあります。鼻水・鼻づまりが気になったら、早めに病院を受診しましょう。また、家庭では鼻水が出たらふく、鼻をかむ動作を手伝うなど生活習慣として身につくよう繰り返し伝えていきましょう。
鼻をかむことで皮むけやヒリヒリ感といった肌トラブルの原因になってしまうことがあります。保湿クリームを刺激しないように塗り、まめな保湿を心がけましょう。
こぐま保育園 看護師 伊藤 結希